●犬の体が臭いのは病気のサイン
犬はきちんとブラッシングやシャンプーをしていれば臭わないもの。しかし、そばに近づいて臭いと感じるときは、病気のサインだ。どこから臭うかをよく調べよう。
耳が臭うなら外耳炎、口が臭う場合は歯石や歯肉炎、あるいは口の中の腫瘍などが原因かもしれない。おしりから臭う場合は、肛門腺の分泌物が多かったり、雌犬の子宮蓄膿症による分泌物が原因とも考えらる。

生殖器の異常でも臭う。また、皮膚全体から臭う場合は、脂漏性皮膚炎や化膿、皮膚の腫瘍が原因かもしれない。
●犬の耳のチェックを忘れずに
外から見える外耳はきれいなピンク色をしている。犬はあまり耳を掻いたりしないが、自然に体臭が出ているので、ある程度臭いがする。
耳の中は多少しっとりしているが、ベタつくことはない。ベタベタしたり臭いがひどいときには、外耳炎が疑われる。
●猫の耳が臭い
猫の耳が臭い場合、長時間にわたり化膿や炎症が起きている証拠である。耳道内(耳の穴)がボコボコと盛り上がっていないか調べてみよう。外耳炎か、耳垢腺がんなど悪性のがんの恐れもあり、至急検査が必要だ。
●猫の口が臭い、口元を引っ掻く
健康な猫の口の周りはいつも清潔で口臭はない。歯ぐきと舌はきれいなピンク色、舌はザラザラした突起がのどの奥に向かってはえている。

口臭がひどいときは口の中が化膿していると考えられる。口の中を覗いて、奥や歯ぐきが赤くただれていないか、組織が盛り上がっていないかを調べる。そうであれば口内炎の疑いがある。
●猫の口内炎
猫には口内炎が比較的多くみられる。原因も複雑で、最も多いのはウィルス感染症にかかっているために、免疫力が低下して口内炎になるもの。
他にウィルス感染がなくても何らかの理由で免疫機能が低下し、細菌が粘膜に進入して炎症を起こすこともある。
口臭がきつい、ヨダレが出る、食べるときに痛がり、歯ぐきが赤きただれれて、出血があれば口内炎の疑いがある。
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●犬の歯と鼻を、しっかりチェック
健康な犬の歯は白く、歯ぐきと舌はきれいなピンク色で口臭はない。
定期的に歯みがきしていれば歯や歯ぐきの病気は防げるが、腫瘍や細菌感染が起きていることもあるので、毎日チェックしよう。
口の中が化膿していると口臭がする。歯ぐきがただれていないか、口の奥が盛り上がっていないかを調べてみよう。もし、炎症が起きていれば口内炎の可能性がある。
●猫の口内炎の予防・治療
口の中をいつも清潔に保ち、細菌を抗生物質でコントロールするか、炎症を薬で抑る。
●犬や猫の歯みがき
子どものうちから慣れておくことが大切。歯みがきは人間と同じように、ぜひ毎日の習慣にしておきたいお手入れだ。できれば1日2回の食事ごとに歯みがきをする。あとは夜寝る前に必ず1回はおこなうとよい。
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犬や猫にとって口の中を開けることは、「いやなこと」になってしまいがちなので、幼いころから慣れさせておくといい。
人間と違うところは、口を大きく開けなくてもよいということ。上唇を少し上げ、大臼歯という一番奥の歯に歯みがき液をしみ込ませたコットンなどを当て、拭いてあげる。この大臼歯の近くに、だ液を分泌する腺があり、もっとも歯石が付きやすくなっている。
口をあけることに慣れたら、歯ブラシを使うようにしよう。歯ブラシを嫌がるようであれば、上記の方法だけでもかまわない。
●トイレを清潔に
ペットのニオイを防ぐには、トイレを清潔に保つのがいちばん効果的。しかし、市販のトイレ用の砂をまめに取り替えるには経費がかかる。そこで、細長くちぎった新聞紙を入れておくと良い。吸水性が高まり、尿をサッと吸い込み、空気に触れる面積も大きくなるので、吸い込まれた尿が乾燥しやすくなる。このとき、新聞紙の下数カ所に、和紙に包んだ重曹を入れておくと、さらに消臭効果があがる。
猫のオシッコは出た直後からニオイがきついものだが、早く乾燥させれば、バクテリアなどの繁殖が抑えられ、ニオイも少なくなる。

